日々道楽

日本的なるもの

 欧州での右派ポピュリズム(大衆迎合煽動主義)政党の支持基盤は選挙得票率からすれば15~25%を占めている。

 欧州のデモクラシーは、13世紀、イギリス「マグナカルタ」に端を発して、18世紀、アメリカ独立戦争とフランス革命を軸として、19世紀の啓蒙主義へとつながり、大きな思想的基盤を確立してきた。

 20世紀の2度の世界大戦の体験から、東西冷戦期を乗り越え、世界は紆余曲折がありながらも、世界のデモクラシーを建設するべく思想的流れを構築してきたと思う。

 欧州におけるEUの登場は偉大なデモクラシーの光明そのものだと思われた。もちろん、いまも、その期待は変わらない。

 一方、日本の場合、わたしは自民党が右派ポピュリズムに傾斜していることを深く危惧する。

 それがために、今後のわが国はデモクラシーを発展させられるか、それとも先進国に類を見ないような奇態な政治へ向かうか。その分岐点に立っていると考えている。