日々道楽

友好と腰巾着は違う

 敗戦後の占領体制から、自民党政権は、少なくとも自立日本たろうと尽力した。しかし、1980年代に入って様子が変わった。

 中曽根康弘政権(1982.11.27~87.11.6)時代は、日米経済摩擦で、レーガン政権の圧迫を受けて、グローバル経済路線というよりも、日米2国間貿易に大いに気遣いした。

 電車の吊り広告に「輸入品を買いましょう」みたいな中曽根氏の写真入り政府広告が登場したこともあった。

 同時に、日米同盟路線が声高に唱えられた。まさに、保守傍流であった中曽根氏は本流の自立日本を忘れたかのようだった。ともかく自立日本のお体裁をつけねばならないから、それだけ余計に日米同盟を大声疾呼して対等の同盟国を強調したのである。

 安倍氏に至っては、自立日本の意識などさらさらないみたい。世界中が眉顰めるトランプ氏との刎頸の交わりを演出している。

 ナショナリスト、パトリオットを気取っているだけに、尚更、わたしには違和感が強い。