いまの段階で、自民・公明が312議席。公示前は318議席だから漸減、まあ横ばい。
野党は公示前109議席が126議席に増加。
与党をコテンパンに崩せず、政権交代はできなかったが、大混乱のなかで、有権者は反自民の批判を意思表示した。
微増であるが、投票率が前回より1%程度上がった。
政局は現状維持ということになるが、立憲民主党を大きく伸ばしたことに意味がある。
世間では、リベラルを左翼と同一視しているが、これはデモクラシーを守り、育てる立場である。
自民大勝説は妥当でない。現状維持されたが、政権に対するNOの声を形にした。
なによりもデモクラシーを全面的に押し立てた立憲民主党が支持されたことの意義は極めて大きい。この芽を潰さず、デモクラシーを育てたい。