論 考

痩せガエル負けるな!

 わたしがずっと疑問に思っているのは、前原氏が、民進党「解党→合流」論を提案したとき、議論らしい議論がなかったことだ。

 前原氏が小池氏に裏切られた説も出ている。まあ、そうだとしても、ならば、全員揃って合流が方針だったのだから、全員揃って「では、止めよう」とすればよかったのだ。

 口から先に生まれたような(失礼)議員諸君が、ここ一番のときに、パシッと意思表示できないのでは仕方がない。

 選挙で浮足立っている。それは理解する。しかし、やせ我慢の美学もまた捨てがたいでしょう。

 前原氏が代表に選出されたとき、わたしは週刊RO通信no.1214「民進党はデモクラシーの第一党をめざせ」を提唱した。

 というわけで、枝野氏からが立憲民主党を立ち上げた志を、わたしは買う。