筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)
21日、ハマスは、「イスラエルが軍事作戦を完全停止するまでは、人質交換協議に一切応じない」と表明したようだ。
国際世論でイスラエルの評価が下がっているタイミングをとらえて、外交攻勢をかけたと見る。
これは、ハマスが攻勢をかけたとかなんとかよりも、ガザの戦争を殲滅戦という愚行から立ち直るために、イスラエルだけでなく、国際世論も真摯に対応するべきだ。
なんとか人の道に戻らねばならない。とくに、国際世論としては、パレスチナ問題を歴史的に取り扱うことを忘れず、雰囲気つくりを進めてもらいたい。