アメリカ共和党の大統領候補者選定の討論会が開催されたが、トランプ氏は出席せず自動車労働者への演説に出かけた。
討論会では、バイデン氏が自動車労働者のストライキに連帯行動したことを批判する意見もあったが、トランプ氏も同じことをやっているのだから、締まりのない話だ。
討論会は主役を欠いたというよりも、どんぐりコロコロの感じが否定できない。アメリカ社会が分断され、それはもちろんトランプ氏と共和党諸君の意固地な態度に起因するところが大きいが、反省や、自戒らしきものはない。
他国のことではあるが、世界秩序を牽引すると豪語する国の中身がこれでは、とても世界的な支持がえられない。
そのアメリカ一辺倒の日本外交たるや、なんともはや。