論 考

予想が外れてハッピー

 大昔には、張り切って1000枚の年賀状を書いたこともあったが、1995年に週刊RO通信を始めて、毎週お邪魔しているのだから、まあいいかと納得して、原則年賀状は止める予定だった。

 週刊RO通信が届いてないお付き合いもあるので、そちらに出すべしとしていたものが、毎年100枚で推移している。

 「おめでとう」と書いたことがない。自分はかなりおめでたい気性ではあるが、年が改まっておめでたい気分になったことがないので、仕方がない。義理チョコ風の義理年賀状は出さない。

 昨日はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを、寝床に入って、ちゃちな携帯ラジオで聞いた。眠くなれば眠ればよろしい。迫力やら、雰囲気が十分ではないが、結構愉快な心地になる。

 ところがアクシデント発生。ラジオの電池が切れた。買い置きがないと思いつつ、寝床を出て探したらあった。

 さいきん、予想は当たるが期待は外れるというのが、自分の処世訓? なのだが、予想が外れて期待が当たった。なんとなく、おめでたい気分がした。