論 考

立憲民主党の意義ある挑戦

 立憲民主党の泉氏が、次の参議院議員選挙で候補者を、男女半々にすると語った。12名の執行部は男女半々である。

 この方針は意欲的である。これを引き金にして、女性の政治意識が高まるように立憲民主の発信が力を得れば、沈滞ムードの政治にカツが入る可能性がある。

 看板だけにせず、この方針を大声疾呼してもらいたい。先の衆議院議員選挙でも、当落にかかわらず、女性新人の健闘が目をを引いた。

 あえて言う。男組としては、自分たちが十分な活躍による成果を上げられなかったことを噛みしめて、単に女性が増えればということではなく、党が発信する内容全体に新鮮味を与えるための視点を構築してもらいたい。

 1918年の米騒動は、富山県魚津の主婦たちの井戸端会議から端を発して、大正時代大衆運動の大きな実績を作った。党内部で井戸端会議を活性化するという視点もある。