日々道楽

立て! 若者よ

 自民党総裁選挙は、とりわけテレビでの中身がないにぎにぎしい報道で、それなりに自民党の宣伝に貢献している。

 どうやら、岸田・高市・河野3氏による総裁選になりそうだが、ここまで騒動した割には肩透かしを食らったような前哨戦だ。

 まあ、見どころとして記憶しておくべきは、石破氏がよほど毛嫌いされている。石破派の実質解体に及んだ模様だ。

 若手が、自主投票させろと声を上げたが、いかんせん軟弱極まりない。ここまで派閥を担っている連中の力不足が目立つのに、行儀よく、投票だけは個人の心情にさせろと、まことにおとなしい。「形式的抗議・中身ふにゃふにゃ」というべきだ。

 トータルでわかったことは、よくもわるくも「人材豊富」を自慢した大自民党の面影がない。すなわち「人材枯渇」⇒「党勢劣化」が天下に露見した。

 わたしは、日本の国際的位置付け、経済的力量、そして、「やったろやないか」という人々の気迫が大きく下降していると分析する。危機感である。

 しかし、総裁選3候補の抱負らしきものを聞いても、まったく「危機感」がない。コップの中の嵐にもならない。お猪口のさざ波でも誇大表現というべし。

 野党も含めて、まだ見えない若い世代に期待するしかない。若者の皆さん、1人の年寄りから、心からのエールを送ります。