7月20日に羽田空港で、ペルー滞在歴のある30代女性がコロナ陽性で、23日には国立感染症研究所の調べでラムダ株と判明した。
8月13日に女性は五輪関係者だと発表、18日に厚労省は、女性の濃厚接触者を関係先に知らせなかったと発表した。女性と同じ飛行機に搭乗していた50人ほどが濃厚接触者に相当する。
なぜ、こんな杜撰な取り扱いがされるのか奇妙である。水際対策の重大性はとっくにわかりきったことだが、感染症研究所や厚労省がかかわっていても、原則を無視した事態が発生している。まったくわけが分からない。
ラムダ株は南米で猛威を振るった。いちばん酷かったペルーでは20万人死亡している。