論 考

いかなる記録が飛び出すか

 昨日、関東梅雨明け。直ちに今朝は夏真っ盛りだ。

 オリパラ警備に全国から6千人近い警察官を動員して警戒に当たっている。写真を見るだけでも暑苦しい。

 夏真っ盛りのオリパラは選手や観衆の健康状態が心配だと指摘されていた。今年に入ってからは、報道はもっぱらコロナとオリパラに集中して、やや関心外にあったが、今朝の空を眺めただけでも、やはり心配になる。

 小池氏は、「生涯の思い出に子どもたちに見せてあげたい」と語る。わざわざ厄介を増やすようなものではないか。

 保守の人士は、それなりにリアルが売りであったが、こと、オリパラやコロナに関しては、依然として夢見心地と楽観視が続いている。

 いつものオリパラであれば、人々はメダルや競技記録に関心が集中するが、今回は、「世紀の災典」としてのトラブル記録が注目されるかもしれない。

 競技場周辺の友人からの葉書には、「中止が筋だ」と書かれてあった。