日々道楽

米国的非陣笠議員

 米国上院には、民主・共和両党共に、テーマによって党の方針通りに投票しない議員が少なからず存在するらしい。

 上院議員の定員は100名で、民主50対共和50である。議長である副大統領が最後の1票を行使するので民主党が多数派ということになるのだが、必ずしも党の方針通りに投票しない議員がいるのだから、単純に頭数だけ勘定していればよいわけではない。

 陣笠でない議員たちが、超党派で、いざという場合のキャスティングボードを握っているのである。

 議員を仕切っているリーダーには面倒かもしれないが、自分の見識で採決に加わる議員が影響力をもっているのは、デモクラシーの価値を高める。バイデン氏は、国民の大統領になると誓ったが、その趣旨にもかなう。

 わが国の議員諸氏、とくに自民党議員諸氏には、おおいに参考にしてもらいたい。