日々道楽

権力の慎重な扱いを

 他国の大統領ではあるが、バイデン氏が無事! 就任した。バイデン氏の「デモクラシーは壊れやすい」という表現に、強いシンパシーをもつ。

 デモクラシー自体が、一つの思想であるから、当然ながら賛成しない人も少なくない。しかし、「人間の尊厳」に立脚するならば、壊れやすいデモクラシーを組み立てて維持するしかない。

 イギリス、フランス、ドイツ、カナダなどから直ちに祝意と連帯のメッセージを発した。イランもまた、新政権への期待をにじませたコメントを発した。

 パリ協定復帰の署名はすでに報じられていたが、おおいに上等だ。昨今、内外に好感をもてる話題がなかったが、ひさびさ心地よく感じた人が世界中で多いのではなかろうか。

 デモクラシーを破壊するのは、第一に権力である。バイデン氏には、権力という魔物と慎重に対峙してほしい。