日々道楽

コロナ騒動の手柄?

 世界のコロナ感染者は9,237万人、亡くなった人は197万人だ。うち、アメリカが感染2,307万人(全体の24.9%)、亡くなった人は38万人(同19%)となっている。これが感染症対策で世界の先端にあると思われていたアメリカの現状だ。

 トランプ氏の二度目の弾劾訴追がおこなわれ、その内容は民主政治を損ねたということである。その陰に、コロナ感染拡大阻止を本気でやらなかったことが目立たないが、トランプ氏が人命を軽視し、科学をも軽視したという事実も忘れたくない。

 要するに、政治を差配するような資格がなかった。

 シュペングラー(1880~1936)の「観念の歴史は絶えずその行程を歩んでいくが、精神の歴史は常に新しく始まる」という言葉は実に意義深い。精神=個体の人間は、常に野蛮から出発する。

 21世紀に、70代になっても野蛮性を必要以上に保持していた人物が、アメリカ大統領という地位に4年間も居座ったのだ。

 世界中で目下、コロナ騒動が、政治家連中のトランプ的資質をあぶり出している。