日々道楽

新聞的ポピュリズム

 7月の国連安保理事会は中国の国連大使・劉結一氏が議長らしい。

 3日の記者会見で、氏は、① 北朝鮮はこのままでは遅かれ早かれ制御不能になる。だから、② 北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓の軍事的行動を「パッケージ」で解決するべし。③ 国連枠組み以外の単独制裁は反対だと語った。

 事態の分析として①は的確だ。

 北朝鮮は制裁には屈しないと突っぱねているが、①を前提すれば、双方がテーブルに着くためには②の提案は意味がある。「パッケージ」というのは、双方のメンツを立てることだと読める。

③も妥当だ。わが新聞は雁首並べて制裁論を主張するが、その展開・結末を考えているのか。

一見、人々の感情に受けそうでも、これには出口がない。怒りや不安の心理を煽るべきではない。