日々道楽

中東問題

 イエメンでは、2011年の騒乱から内戦が続いている。

 1978年から強権独裁政治をやっていたサーレハ大統領の後、2012年にハーディー大統領に変わった。

 これに対してサーレハと組んだフーシ派(シーア派=イランが支援)が16年に救国政府を作り、2つの政府(派)が対立抗争している。さらにアラビア半島のアルカイダ(AQAP)の支援を受けたアンサール・アル・シャリアが加わって三つ巴の内戦になっている。

 一時劣勢だったハーディー政府が、サウジアラビア(=アメリカが支援)を中心にスンニ派のアラブ諸国の援助で大攻勢をかけている。

 イエメン人口は2,800万人、すでに1万人が死亡、市民生活は極めて悪い。さらに、コレラが発生という大変な状況にある。

 過日、中東訪問したトランプが、中東各国に対してイランとの対決を焚きつけた。

このほど、サウジアラビアでは、イエメン内戦を大きくしたサウジ王の息子サルマンが皇太子になった。イランと資源開発で共同しているカタールを切ったのもサルマンである。

中東の戦火はなかなか収まる気配がない。