日々道楽

法治国家

 カント(1724~1804)は「人間が支配せず、法が支配するところに自由がある」と指摘した。

 「法治国家」の意味が、短い言葉で見事に表現されている。

 モリ・カケ騒動が続いているが、法に基づき、法を解釈し、法を適用する行政が、その一連の行動において、手前勝手にやるとなれば、体面は法治国家でも、実質は法治国家ではない。

 法治国家でなくなれば、やがて国民諸兄の自由が奪われていく。

 だから、モリ・カケ騒動は、単なる倒閣問題ではなく、わがデモクラシーを守らんがための課題と直結しているということを忘れたくない。