トランプ氏のもっとも盟友、最側近のはずだったバノン氏がホワイトハウスを去る。
7月28日、ケリー氏が首席補佐官に就任して直ちに、暴言の広報部長スカラムチを追い出した。
バノン氏は8月7日には辞表を提出していたというから、どうやらトランプ氏もすでにバノン更迭を決めていたのだろう。
これはホワイトハウスと共和党の関係を修復させる流れであるが、シャーロッツビルの極右集会事件を巡るトランプ氏のコメントが人種差別容認だとして、共和党、産業界人士との亀裂が拡大している。
国家経済会議委員長のコーン氏が辞任するのではないかという観測もある。
ケリー氏には政権立て直しの期待がかけられているのだけれど、なにしろすべての問題の根源はトランプ氏だから、少なくとも、あほなツィッターを止めなければ、ごたごたが落着しそうもない。
ところが本人はツィッターのない自分は存在しないとまでツィートした。
アメリカの人々にとって、本当の脅威は北朝鮮ではなく、中国でもなく、無責任な言葉のカードを切るMr.骨牌にこそありですねえ。