本日からコロナウイルス感染も5類に移行する。電車内では、マスク着用者が圧倒的に多い。
WHOの緊急事態宣言も、5類移行で解除経済活動が活発化するのは上等だが、どうもすっきりしない問題がある。
2020年からのわが国内の疫学的取り組みのことである。コロナに対する研究活動はどの程度進展したのだろうか。
だれが見ても、パンデミック対策が上出来だったとは思えないだろうし、場当たり対策の積み重ねであったから、やはり、きちんと全体総括をおこなうべきである。
尾身氏は、2009年のインフルエンザ流行の経験から専門家などが、政府にパンデミック対策を提言したが、果たせないところへ、新型コロナのパンデミックに襲われたと語る。
その内容は緊急対応体制である。疫学的研究や、ウイルス研究、薬・ワクチン研究など、ここまでの騒動では、どう見ても日本の取り組みは、なにかやったという感じがない。
研究者もたくさんおられる。100年に一度の騒動だったのだから、総括をきちんとやって、今後に備えたい。
政府からは、やれやれ終わりましたという雰囲気しか伝わってこない。やる気があるのだろうか?