日々道楽

誰もリーダーシップがない

 五輪パラリン組織委員会委員長の橋本氏は、昨日IOC・IPC・政府・東京都・組織委員会5者会議後の記者会見で「無観客の覚悟」と発言した。組織委員会トップとしては、覚悟して発言できるのはここまでである。

 問題の性質上、バッハ会長が「開催中止(延期)の覚悟」もあると発言するのが筋道である。なにがなんでも開催するという発言が許される事態ではない。

 五輪パラリン開催の主導権を握っている主役は、見えざるコロナ氏である。バッハ氏は、5者会議の頂点にあるとしてもコロナ氏を無視できる立場にない。バッハ氏は、コロナ感染拡大問題のエキスパートでない。

 社会通念としては、世界中がコロナ感染拡大で苦しんでいるのだから、開催一直線という立場はすでに成り立たない。

 今回の5者会議は、運動会関係者として開催するという枠組みだけで論議するべきではなかった。

 5月17日に、バッハ氏の来日が予定されているそうだが、氏に「開催中止の覚悟」という選択肢がないのであれば、来日に及ばず。中身のない踊る会議など開催する価値がない。