「 2019年01月 」一覧

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乱世的日本を憂う

 外国人特派員であれば、「日本では、政府がきちんとした仕事をしないのが普通だ」と書くかもしれない。  なにしろ首相はじめ政治家が話す言葉と実態が異なる。  官僚の仕事がずさんである。もち...

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対ロシア外交の懸念

 ロシアとの平和条約交渉は時宜を得ているであろうか。  そもそもロシアには、平和条約締結を急がねばならない事情がない。日本では、ロシアが経済的支援に大きな期待を寄せているという物語が作られ...

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コービン氏の動向は?

コービン労働党提出の不信任案が否決されて、メイ首相が信任された。コービン氏が期待した保守党側の謀反が起こらなかった。  先のメイ首相提案のEU離脱案では謀反した議員が不信任案ではメイ首相支...

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イギリス的現実主義の選択?

 イギリス人が現実主義者であるという話をしばしば聞く。  現実主義者の代表たる議会がメイ首相のBrexit案を432票対202票の大差で否決した。労働党はメイ首相の不信任案を提出、本日採決...

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県民投票妨害の動きが意味すること

 議論して結論を出さなければならない問題を、じっくり煮詰めないままに直接投票をするのは、多数決のまずい使い方である。イギリスのBrexitがまさにその見本である。  そもそも直接投票が求め...

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五輪疑惑を晴らすべき

 五輪招致問題でもやもやしていた件が、フランス当局が竹田恒和氏の予審手続きを開始したことで再燃した。  五輪に水をかける事態である。  ずいぶん前から五輪が金まみれの怪しいイベントになっ...

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官僚機構の堕落だ

 厚生と労働の2つの行政は政府機関のなかでも、いちばん国民生活に身近な分野である。  それが、次から次へとデータや統計での不正が露見する。  ま、いまの内閣が国民の視点に大きな距離を置い...

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大事なところがピリッとしない

 朝日社説(1/10)の見出しは、「憲法論議 『上からの改憲』の無理」として、安倍氏が改憲に前のめりであることを批判する。  皮肉なのかどうかは活字からはわからないが、「上」というのは正し...

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意味不明の社説

 トランプ氏は「壁を建てよう」という。これは、単にメキシコとの壁ではない。自分が気に入らなければ、壁をつくる。つまり、閉じこもり主義である。  読売社説(1/9)「2019年の外交 国際的...

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金融動向はいかに?

 「世界の産業制度に関する決定的な支配は、(資本主義の)歴史の必然によって、市場の駆け引きにとくに巧妙なもの(金融的な詐術の名人)に委ねられるようになる」(T・ヴェブレン 1852~1929...

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大坂選手の名言

 ブリスベン国際テニスで敗れた大坂なおみ選手が「自分がいいプレーをできないことに、どう対処していいかわからず、すねてしまった」と語った。  すねるというのは、たぶん、自分に対して不満がわい...