「 週刊RO通信 」一覧

とんでも「薄覧会」

とんでも「薄覧会」

NO.1558  万国博覧会は1798年パリで開催されたのが始まりである。1889年の万国博もパリで開催されたが、フランス革命(1789)100周年を記念して、準備には非常に力が入った。 ...

ニッポンは別世界

ニッポンは別世界

NO.1557  まだ暗いうちからカラスが鳴く。うるさい。AHO、AHOと聞こえる。  ウクライナ戦争とパレスチナ戦争は、有効な対処能力をもたず、拱手傍観している国際社会の弱体・劣化を露...

コミュニケーションの未開

コミュニケーションの未開

NO.1556  日本人全体が、コミュニケーションについてまともな理解と認識をしていないために、日本社会はしかるべき発達を阻害されている――のではないかという問題提起をしたい。  朝日新...

新組合員を歓迎する

新組合員を歓迎する

NO.1555  新しい組合員が入ってくる。昔、新組合員講座で、「みなさん、よき組合員である前に、よき会社員、よき社会人であってほしい」とあいさつした組合役員がいた。本人はご満悦だったが、...

どうする労働組合

どうする労働組合

NO.1554  大手組合の賃上げ交渉は閉幕だ。賃上げ率が高くはないが、なにしろ長年にわたって実質賃金が低下していたのだから、5%超えなら大幅に見える。ヒットは、正規社員の賃上げに先行して...

運命が扉を叩く音

運命が扉を叩く音

NO.1553  深夜、眠りから覚めてうとうとしていると、救急車が近づいてやがて遠のいていく音が聞こえた。格別珍しい出来事でもなく、眠っていて目が覚めるほどの音でもない。それに、毎日24時...

目的と手段の履き違え

目的と手段の履き違え

NO.1552  パスカル(1623~1662)を研究した三木清(1897~1945)は、「人間は運動体」であることに気づいた。わたしは当初、こんなことは哲学して理屈をこねるまでもないと思...

どうする、ウクライナ

どうする、ウクライナ

NO.1551  2月24日は、ロシアがウクライナ侵攻を開始してから満2年が過ぎた。新聞各紙の報道が目立ったが、煎じ詰めれば、内容はいずれ劣らぬ「出口なし」説である。しかし、奇妙にも割り切...

権力のテロと声なき遺言

権力のテロと声なき遺言

NO.1550  ロシアの反体制活動家として世界的に有名な元弁護士のナワリヌイ氏が、2月16日、北極圏のヤマロ・ネネツ自治管区にある矯正労働収容所で、散歩中に気分が悪くなり死亡した。当局が...

なれの果てのヒロイズム

なれの果てのヒロイズム

NO.1549  ヒロイズムとは、英雄を崇拝し、または英雄的行動を好む心情で、英雄主義あるいは英雄待望論として現れる。日本人は、昔から英雄待望論だという指摘があるが、日本人に限らず、人間は...

学問と政治が依拠するもの

学問と政治が依拠するもの

NO.1548  ちょっと長い前置きになるが、ご容赦ください。この1月末日をもって渋谷区富ヶ谷の事務所を閉じた。37歳で大企業を転げ落ちて以来40年余、この事務所が拠点であった。地下鉄千代...

2024賃上げ討論会

2024賃上げ討論会

NO.1547  労働者と使用者(経営者)の関係、労使関係(昔は労資関係といった)を、単純かつリアルに表現すれば、賃金と利潤の関係である。  資本主義制度において、賃金は労働者の、利潤は...