リーダーシップ育成講座
現代の大衆状況と組織運営の立場から

問題意識

人のことに気がつかない、自己中心を気にしない、全体を見る配慮がない。自分を出さない、様子見、主張すべき自分がない。メンタルでめげる、責任を避ける、人をまとめられない、リーダーシップが弱い、役員の成り手がいない…。あちこちから聞こえてくるいくつかの現象は、現代における組織運営の難しさを暗示しています。

現代人気質を仮定すれば、知識はあるが根元から考える習慣がない。チョイスはできてもクリエイトがない。政治選択は多分に気分・感性・情動的?

日本は明治維新、戦争の時代を経て経済成長を遂げるうちに、かつての共同体や美意識は自己中心、合理主義、身も蓋もない拝金主義に変化した。「雇用の流動化」は組織の仮想化を進め、人を育てる揺籃は消えたようにも見えます。

はたして本来の姿はどうだったのか。このセミナーでは日本人のエートスの視点から、現代の「組織運営」について、解析と提案を試みます。

きりくち

○現代の社会と大衆状況 ○歴史から考える日本人のエートス ○日本的リーダーシップの促進 ○組織力は個人の生産性をかさ上げする ○個人から組織へ―詰まったパイプ ○組織から個人へ―間違えていたメッセージ ○もうひとつの影響力・マスコミ ○出口は組織の研修活動 ○人間観を研鑽する人生設計セミナーを 他

日 時 2009年9月28日(月) 13:00〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
講 師 奥井 禮喜  ライフビジョン代表、ユニオンアカデミー事務局
参加費 8,000円(ユニオンアカデミー会員6,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  有)ライフビジョン内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
  office@lifev.com

Who's奥井禮喜?
1976年、三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナーを開催し、現在のライフプラン研修ブームを草分ける。著書「老後悠々」(日本経済新聞社)「労働組合が倒産する」(総合労働研究所)で人事・労働界の注目を浴びて1982年独立。
2002年大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。2006年On Line Journalライフビジョン創刊。講演、執筆、コンサルテーション、インターネットによる通信教育などでオピニオンを展開し現在に至る。