人々が社会の公正を認識している
社会の活力 人々が社会のあり方について公正感を肯定しているとすれば、その社会は活力があるだろう。自分が社会の一員として社会をつくっているという意識とほぼ重なるからである。そして、自分の生...
人生とデモクラシーを考える、発信する since 2006.06.20
社会の活力 人々が社会のあり方について公正感を肯定しているとすれば、その社会は活力があるだろう。自分が社会の一員として社会をつくっているという意識とほぼ重なるからである。そして、自分の生...
輝いた英国労働運動 『読み書き能力の効用』(リチャード・ホガード)という本がある。あまり本気!で読書していなかったので、適当に読んでしまった。1つだけ印象に残ったのは、イギリスの労働者は...
紳士淑女のかっこうしていても人をぶん殴る輩はいる。平然と大嘘をつく輩もいる。正義を掲げてまさかの侵略戦争をする輩もいる。世界の現実である。これではまったく不愉快千万、そういうものだと納得で...
「大和魂と武士道」 日本人の精神といえば、大和魂が顔を出す。日露戦争(1904~05)直後、はやったのが「大和魂」だ。 ――東郷大将が大和魂をもっている、魚屋の銀さんも大和魂をも...
ミサイルに愛を乗せて やってしまった! プーチン氏が、ウクライナ全体との戦争に踏み切ったのは驚きである。ロシアの栄光を求めるのはわかる。欧州の安全保障環境について、欧米を引っぱり出そうと...
昨年9月号で、「『新常態?』 まだそのときではない」という一文を呈した。今回はその続きである。新常態(ニュー・ノーマル)を語る前に、いままで常態だと思っていたものが、本当に常態なのか。もと...
異議 東京五輪を巡る社説は、こんな調子でやれるのかという調子の内容が多い。5月23日、信濃毎日新聞は、「東京五輪パラ大会 政府は中止を決断せよ」とズバリ切り込んだ。文章もよくできている。...
何を伝えたいのか 朝日新聞2月18日、企画もの「戦後76年 戦争体験者の証言」は、「『肉弾三勇士』美談の裏の涙」が大きい見出しで、――突入命じた上官「3人思えば泣いてむせぶ」――とサブの...
現地軍がでっち上げた鉄路爆破 1931年9月18日22時20分、中国遼寧省奉天駅(瀋陽)東北7.5kmの柳条湖、満鉄線路上において爆発が発生した。関東軍(日本軍)が防衛している満鉄線路上...
仏壇の隠し引き出し 日中戦争が本格化した1937年(昭和12)9月28日から38年9月1日まで、上海周辺で従軍し山砲を担当した兵士Nさんの日記を読んだ。1906年(明治39)仙台の生まれ...
古書の匂い この秋は、神田の古書市を忘れていた。格別忙しくなかったはずなのだが、とにかく忘れた。たまたま新宿に出たら、駅前西口広場で古書市の最中だった。以前は、広場全部が展示場だったが、...
箸にも棒にもかからない連中 UAゼンセンが、「僕にも家族があり、人生があります」という意見スポットをYou Tubeで流している。サービスを提供する側と受ける側が共に尊重される社会を作り...