日々道楽

トランプ流が表現する米国政治の暗部

 14日に、英独仏がイラン核合意の紛争解決手段を発動したが、背後にトランプ政権の圧力があったと暴露された。自動車関税を引き上げるという内容らしい。まことにわかりやすいトランプ流外交である。

 政治というもの、悪から悪、善から善の結果が出るものではない。しかし、自分の趣味に基づいて思いつき外交を展開するトランプ流は、まさにバクチであって、何ごとも成り行き任せになる。

 権力を自分の趣味に使う政治家は、政治家倫理のカテゴリーでは最悪である。近々、大統領弾劾が開始するが、トランプの弁護に立つのは、その道の! 有名な大物ばかりで、札びらが切られていることは疑いがない。

 アメリカの政治は、トクヴィル(1805~1859)『アメリカの民主政治』の時代から金権体質と、暴走性が指摘されていた。トランプ流は、その一番悪い側面が際立っている。次の選挙では、ぜひ、落選していただきたいものだ。